2015年01月14日
折れた矢
今日は『折れた矢』を観ました〜
大学で教壇に立つキム・ギョンホ教授は、大学入試試験に出題された問題の間違いを指摘したせいでクビになってしまう
職場復帰を求めた裁判にも負け、控訴審も棄却されて頭に血が上った彼は担当裁判長をボウガンで脅迫するという暴挙に出る
その後この騒動に関して、キム教授は罪に問われることになり・・・
2007年に実際に起こった、金明浩(キム・ミョンホ)という元・成均館大教授が起こした、いわゆる『ボーガンテロ事件』を元にした映画です
キム教授が不当に解雇された大学に対し訴訟を起こしますが、敗訴してしまいます
怒ったキム教授は裁判長の自宅にボウガンを持って押し掛け裁判長を問いつめますが、その際に誤ってボウガンが発射されてしまい、裁判長に命中・・・
キム教授は逮捕となっていますが、実際にはボウガンの矢は当たっておらず、裁判長が自分で自分を傷つけてキム教授を陥れようとし、司法もその供述を鵜呑みにしキム教授に有罪判決を言い渡します
映画でも描かれている様に不自然な証言や、物的証拠の矛盾点等が多々有り、4年の実刑判決を受け服役・出所した現在も司法と争っているそうです
韓国の腐った司法と対決する主人公が観ていてスカッとさせてくれる見応えのある映画でした
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