2014年04月18日
9000マイルの約束
今日は『9000マイルの約束』を観ました〜
家族と再会するため、3年がかりでシベリアから祖国ドイツまで歩き続けた男の不屈の実話を映画化した物語
第二次大戦後、シベリアの強制収容所に送られたドイツ人捕虜クレメンス・フォレル・・・
飢えと寒さ、過酷な労働で仲間が命を落としていく中、彼はドイツ人医師の協力を得て脱出に成功
愛する家族との再会を信じ、祖国ドイツを目指す・・・
戦犯として送られたシベリアの強制労働は厳しく、愛する家族に会う為に脱獄する主人公だが、9000マイルを歩いて帰るって無茶でしょ
計算してみたら14,481kmですよ
日本列島の長さが3,000kmですからねぇ・・・約5倍弱もあります
全行程を歩いた訳ではありませんが、それにしても3年もの歳月を追手を避けながらですから想像を絶する道のりだったでしょう
道中出会う人達が親切過ぎるのが気になったのだが、本当にノンフィクション
その辺は脚色なのかな
舗装された道でも14,000kmを歩いて帰ろうなんて思わないのに、食料も無いシベリアの地を歩いて帰ろうとする執念は凄いと思うが、こんな過酷な旅を2時間40分にも及ぶ映画で観るのはこちらも疲れました
戦争に行く前に娘に『クリスマスまでには帰る』と約束し、3年後のクリスマスの夜に帰って来たのはちょっと感動しましたが、それは出来過ぎだろ
実話なので多少脚色しないと映画化出来ないんだろうが、それにしてもご都合主義と尺の長さをもう少し考えるべき映画だろうと思ったよ
面白く無い訳では無いけど、長過ぎてちょっと疲れます
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