2013年05月10日
希望の国
今日は『希望の国』を観ました〜
東日本大震災から数年後の長島県が舞台
ある日、長島県に大地震が発生し、続いて原発事故が起きた
その事態が人々の生活を一変させた・・・
警戒区域が指定され、鈴木家は強制退避が命じられたが、道一本隔てた小野家は非難区域外だった
小野家の父は、息子夫婦を自主的に避難させるが、父と母は住み慣れた家に留まる・・・
長く住んだ家を離れることができない葛藤の日々を送る中、息子の妻いずみの妊娠が発覚
二人は子どもを守るためにあることを決意する・・・
東日本大震災以降、ドキュメンタリー的な映画が何本も作られてますが、そのうちの一本です
内容はまぁ似たり寄ったりですが、タイトルの『希望の国』が何か違和感あるなぁ・・・
ネタバレですが、避難地域に残った夫婦は結局絶望し自殺・・・
お腹の子の事を考えて息子夫婦がここなら安心と遠く逃げた地で、ガイガーカウンターが鳴り響く・・・
結局逃げ場は無いんだと言うラスト・・・
観終わった後に残るのは絶望感でしか無い・・・
映画の出来云々より、タイトルの違和感が最後まで気になった映画でした
生まれた街を捨てて逃げて来たけれど、そこで新しい命を育み、皆で協力して生活を立て直して行く・・・
そんなストーリーを思い描いていたので、何だかなぁって感じ
でもこれが現実であるのかもしれない・・・
福島原発の時に嘘の発表ばかりしていた政府の馬鹿野郎共はこう言う映画を観て反省するべきだな
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